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概要

抜粋版 vol.07 小嶋や

小嶋や農産物通販のため会社を設立 佐賀県の伊万里市郊外にできたお店が、どら焼きの美味しさで評判となっている。場所は長崎県との境に近い市内西端の山代町。国道204 号から一歩入った静かな通りには今も趣のある建物が残っており、タイムスリップしたような懐かしい気分になる。「小嶋や」はそんな古い建物のひとつを改装して作られた店舗。昭和期の住宅を現代的な和風にアレンジし、レトロで親しみやすい雰囲気を作り出している。 経営しているのは小島安博氏・久美子氏のご夫婦。久美子氏が社長で、安博氏が経営を舵取りする代表取締役という位置づけだ。2人が小嶋やをオープンしたのは、取材日からちょうど1年前の平成29年10月1日のこと。2人ともそれまで食品製造の経験は無かったが、「佐賀の優れた農産品を全国へ届ける」ことを目的に会社を設立した。 安博代表は昭和25年生まれで、前職も企業の経営者。33歳の時に伊万里市で建物の鳥害対策を専門とする会社を起業し、以後33年に渡り堅調に業績を保ってきた。平成28年3月に会社を譲渡した後は、人生をゆっくり楽しもうと考えていたという。久美子氏も安博氏の会社で働いていたが一緒に退職し、海外留学して語学スキルを磨いていた。看板商品のどら焼きは小ぶりで食べやすく、上品なサイズ。切ると生地の断面にスジが現れるのが美味しく膨らんだ証拠だ。2