ブックタイトル抜粋版 vol.04 浦野醤油醸造元

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概要

抜粋版 vol.04 浦野醤油醸造元

浦野醤油醸造元円の価格設定ながら発売直後から売れ行きは好調。若女将が狙った以上に、普段あまり甘酒を飲まない女性たちが購入していったのだ。信用金庫のサポートで生産量が??倍に手応えを感じた若女将は甘酒のバリエーションを増やすため、ブルーベリーに続く商品開発にも着手。「いろんな色の甘酒を並べたい」と思い、近郊の農産物を材料にいつもの試作を繰り返した。試行錯誤の末に「博多あまおう」や「八女抹茶」「くろ米」「米糀」「発芽玄米」などの商品化に成功。今では季節により入れ替えながら、トマトやスイートコーンなど年間12種類ものラインナップを揃えている。ネーミングも七色のイメージから「にじいろ甘酒」と変えて、ラベルもおしゃれなデザインに統一。こうして「甘酒のイメージを変えたい」という想いがこもった商品が平成28年春にデビューした。発売後はあちこちのイベントや催事、インターネット等でPRしたところ、疲労回復や美肌効果がある商品が健康志向の女性たちに支持されて、大規模店やセレクトショップなど福岡市内を中心に次々に商談がまとまっていった。しかし売れ始めたのは良かったが、新しい問題も出てきた。もともと甘酒は夏場にだけ作る季節商品の上、昔のままの設備で手造りしていたため商品供給が間に合わなくなってきたのだ。そこで福岡ひびき信用金庫に相談したところ国の「ものづくり補助金」の申請を勧められた。これは中小企業の新製品開発に必要な資金を国が補助するもので、信用金庫の助言を受けて申請資料を作成し、国に提出したところ、生産設備購入に必要8