ブックタイトル抜粋版 vol.04 浦野醤油醸造元

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概要

抜粋版 vol.04 浦野醤油醸造元

浦野醤油醸造元した。好きな固定客はいるのでコンスタントに売れるんですが、手がかかる上に私自身もそれほど好きじゃないし、正直言っていまひとつ身の入らない商品だったんです」それでも作っているうちにだんだん愛情が湧いてきたので、若女将は持ち前の研究心でどうすれば売れるようになるか勉強を始めた。甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く身体にも良いが、独特の日本酒のような香りとドロッとした甘さが敬遠されがちで、若い世代では飲んだことさえない人が多い。そこでインターネットや本で情報を集め、同世代の女性たちにも試飲してもらいながら、いろいろな造り方を試して工夫を重ねた。最初に商品化したのは平成27年夏に発売した「福岡県産ブルーベリーの甘酒」だ。近郊農家から仕入れたブルーベリーを入れてみると、甘酸っぱくさっぱりした味と美しい色合いがマッチして、自身の好みにも合う納得の甘酒が誕生した。容器もこれまで使っていた大きな瓶ではなく、約300ccの可愛らしいサイズをチョイス。若い女性がお土産品や自分へのプレゼントとして選んでもらえるよう意識した。さっそく道の駅に置いてみると、当時1本600福岡ひびき信用金庫のサポートで導入した甘酒用の製造タンク。生産能力は一気に10倍以上にアップした。7